男の生き方(3)

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「男の生き方」(3)
「年を取るとは振りかえることが増えることである」と、ぼくが今作った名言から始める。「あのとき、あんなことせんかったら」とか「こうしてしていたら」とか悔やむことあるやろ。「野球は、たら・ればのスポーツ」と野球評論家はしたり顔でゆうけど、スポーツはみんなそうやて。焼肉もタレとレバーがいるし、人生もそうや。
ぼくの知り合いのおばちゃんは(ゆうても、ぼくよか若いけど)、「結婚を急いだばっかりに、こんなことになってしもうた」ゆうのが口癖や。
詳しいことは知らんけど、夫婦でフランス料理の店をやっていたがつぶれて、病気して、子供がどうたらこうたら・・・らしい。
「結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如」ゆう、これまた名言があるけど、みんな欠如の割合がちがうから、夫婦のことは、他人がうかがいしれんのやろ。だから、3組に1組とか2組が、夜仲よくしてへんゆう厚労省の調査結果になる。
自分の嫁はんが、さっきのおばちゃんのようかどうかは、「疲れているのは、あんただけやない」とつっかかったり、「ゆくゆくは友だちといっしょに暮そうゆうているねんやわ」と「夢」を語りはじめたら要注意やで。
オダキリジョーのように、「オレどうするのぉ~!」とお嘆きの貴兄は、若いもんに学ぼう。そして、残り少ない時間を有効に使おうやないか(男同士の場合は、結婚と仕事で、相手を評価するけど、まぁあせらんとな)。
陣内智則は、結婚を芸にしようとしている珍しい芸人や。
どこかの子供に、「紀香さんにいつ会いましたか?」と聞かれて、「あのなー、君。紀香さんはぼくの嫁さんなんやで。毎日会うとるがな」とうれしそうや。
新妻は、芸能レポーターに、「初夜はどうでしたか?」に聞かれていたけど、これも、結婚が芸になっている証拠や。
陣内は、「夕鶴」(鶴の恩返し)の「与ひょう」なんや。「いっしょにいたらほっとする」お礼に、鶴の「つう」が来たんや。大事にせなあかん。吉本の先輩芸人は、東京のマンションの家賃折半するらしいけど、あいつ大丈夫かいなと心配している。「夕鶴」では、二人の悪友が、都で織物を売ったら儲かるぞとそそのかすけど、三原じゅん子の夫のように、マネージャーになろうなど考えずに、「結婚芸」を磨いてほしいもんや。
ぼくらも、嫁はんを、「つう」のように思うたらええねんや。早うどっかに飛んでいってほしいてか。あほう、何ゆうねん、この罰当たり!きわきわにやさしくしても相手に通じへんで。
中村のりは、世間のイメージが悪いなあ。特に女性から嫌われている(亀田興毅のように)。数年前に、アメリカ行ったとき格好がイメージの根っこにある。頭を黄色い「とさか」のようにして、成金丸出しの皮のコートを着ていた。それで、マイナーやったらせへんとか、いや、やるとかゆうもんやさかい反発を食う。
今、子供に励まされた手紙を見せたり、子供に頭刈ってもらったとかゆうて、イメチャンをしているけど世間は動かん。
せやけど、ものすごい実績がある(ホームランも300本以上打っているし、近鉄時代、ローズとのホームランの合計は、バースと掛布の合計より多いはずや)。
先輩の評論家も、「ほんまはええ子なんやで」ゆうている。成績もええ、人柄もええのに、近鉄問題などが起きたからおかしくなった(パリーグは、どっこもガタついたから、巨人や中日、広島にでもおったら、ええ成績を残して、監督にでもなったんちがうか。阪神では、いつ裏切られるかわからんけどな)。
事業していても、サラリーマンでも(大企業ほど)。なんぼ仕事ができても、社会や会社、家庭の状況の変化についていけへんかったら、つまずくことになる(特に、銀行や証券会社、デパートなどを見たらわかる)。
二人とも、これからえろうなっても、「嫁はんのことは、もういわんといてくれ」とか、「年俸400万で優勝さしたったんや」とか、思うていてもゆわんときや。
その前に、「おまえもがんばれよ」とゆわれそうやから、これで終わるわ。

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