モーツアルトとキャベツ(2)
2016/11/01
今日もムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「モーツアルトとキャベツ」(2)
まあ、しかし、くたくたになったときのビールはうまいなあ。頭と体が、一気に元気になる(そう思うだけかもわからんけど)。
タバコが止められん人も、タバコを吸いつづける理由がある(ぼくも、40過ぎまで、一日50本前後吸うていたけど、何か義務で吸うていたような気がする)。
タバコのことは、「自業自得」ゆうタイトルで、早うムーズをしたいけど、タバコに書いてある表示はすごいな。「あの病気になる、この病気のおそれがある。それでもええのんか」とゆう具合で、JTもしぶしぶ書いているのやろけど、あれぐらい金を出す客をばかにしたものはない。他人事ながら、「機嫌よう吸わせたれや」と思う。しかし、あの「脅し」があるから、高い山を征服したようで、タバコがうまいのやろな。
それから、太っている人の悪口をようゆうているけど、ばかばか食べる人も、結局、酒飲みやタバコ吸いのように、食べることによって、生きる元気を取りもどしているのや。
よし、わかった。それでは、酒飲みやタバコ吸い、ばか食いのためのダイエットを提案しとくわ。健康やないと、酒もタバコもごちそうも楽しめへんからな。
ぼくは、三つのことを忘れんようにしている。(1)アルコールは、体内の水分を1,5倍出すらしいから、水分をぎょうさん取ること(水分は、ビールでいけると思うていたやろ?)
(2)ごはんなどの炭水化物は、あとから胃に入ってきても、「わしが先に燃焼する」ゆうてエネルギーになるんやて。せやから、なるべく炭水化物を避けて、他のものを、いつものとおり食べたらええねん。(3)それとカルシュームや。カルシュームが少ないと入れ歯も、おしめも早うするようになる。みんな「あるある大辞典」で教えてもうた。
食事のことでも、医者でもだいぶ違うことをゆうている。一日に4,5回に分けるのがええとか、いや2食がええとか(ある医者は、朝ごはんは食べないほうがええゆうている)。
せやから、健康・ダイエット産業は花盛りや。実は、ぼくも、「食事の前にキャベツを食べる」とか、「脳梗塞予防にモーツアルトを聴く」をやっていたけど、なんかむなしくなった(キャベツは、共産党の志位委員長などもやっている)。
日頃クラシックなんか聴かへんのに、何かの目的で聴いたり、青虫のように山盛りのキャベツを食べたりすると、目的と手段が混乱して、「人生の半ばにして、暗い森に迷いこんだ」ようになった。それは、人生そのもののほうへ行って、「何のために、復活しようとがんばっているのやろか」などと考えだした。
男は、若いとき、彼女から、「わたしの体が目的?」とゆわれてから、目的と手段で悩むもんやてか。
最近は、「メタボ」ゆう悪口が増えたけど、内臓脂肪と贅肉はちがうし、血圧も高かったら、深呼吸して、何回でも測ったらええねん。
目的なんかなかったら、人生は楽しいもんや(と思う)。なるべく目的をなくして、人生を楽しむが健康の源や。