近所のおばはん

   

今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~

「近所のおばはん」
内部告発サイト「ウィキリークス」の秘密文書流出は続いているが、「こうなったら、戦後復興の原動力となったとしよりにもう一度力を振りしぼってもらえ」というアメリカからの日本へのアドバイスはまだ出てきていないようやけど、週刊誌の「中高年のセックス」記事は終わらん。
最近は「江戸のエロス」とゆう謳い文句で「春画」を出してきた(高校生のとき、ものすごう興味があったけど、江戸時代には母親が結婚する娘に見せたもんやろ)。
そして、週刊朝日まで「70歳からの愛とセックス 20年間性生活を記録し続けた76歳の元教師」とか「オンナの40代は性欲がピークになる」と言いだしたで(これで、ぼくの説がまちがいないのがわかったやろ)。
ところで、元教師の先輩は小林一茶や。50過ぎで、江戸から田舎に帰った後、若い嫁はんをもろうたけど、回数を全部残している。連日連夜三交、四交、五交や(ようあきんこっちゃ。一茶は精力剤を飲みつづけている)。
異常性欲と異常性癖はまちがいないが(嫁はんの月経まで書いている)、昔の庶民は楽しみゆうたらそれしかなかったようで、豆腐屋夫婦が、仕事前に子供が寝ている横で一戦を交えるのを、隣のおっさんが見るゆうことをどこぞで読んだ(混浴禁止令が何回も出たが効果がなかった)。
そのDNAを受けついでいる日本人がでけんわけがないとゆうわけやな。
人口が増えたら年金も心配がない、労働力があるから移民を受けいれなくていいてか。
それはええけど、仕事はあるのか?新生児が大人になる20年には景気がもどっているはずやとゆうことか。
ぼくも4人子供がいるが、品質には自信がないけど、数合わせでええなら、どなたさんとでも協力しますとゆうことにしておいて、今回はウィキリークスのことやった。
子供に、「家のことを外でゆいなや」と親がゆうても、近所のおばはんにひっかかると、なんでもゆうもんな。
おばはんも、他のもんが知ってへんことを知っているゆう優越感を満たしたいだけで聞くのや(なんかのときに話のネタに出すやろけど)。
一茶は自分が書いたことがいつかは明るみになると意識していたようやけど、あんまりゆいたくないことは誰でもあるもんや。
それを誰かが知っているのがわかると、ほんまに気分が悪くなる(特にはったりとこけおどしできている外交の場合は)。
確かにイラク戦争で市民やジャーナリストを空から攻撃したビデオが流出したのは手柄やけど、「イタリアの首相はアホで、色きちがいや」とアメリカの外交官が本国ゆうたのまで出る(近々買春で捜査がはじまるようや)。
ウィキリークスの創業者は、別にそれで脅迫するでもなく、何でもかんでも出すので、理由を聞かれると、国家の権力が強くなりすぎたためとかゆうているけど、それが屁ぇみたいに聞こえるから、アメリカなどがイラついている(創始者は、国を必要悪と考える傾向があるヨーロッパでは英雄やそうやで)。
得にもならんことを聞きたがったり、しゃべりたがったりするもんはうっとうしがられるけど、今日(きょうび)、ミクシィじゃ、グリーじゃと、井田端会議に誘うたもんが大金持ちになる時代になったんやな。
「一億総白痴化」ゆう言葉があるけど、今年中に「70億総おばはん化」になるとゆうことやな。
これでFBIやKGBがやる気をなくして、戦争がなくなれば、しゃべりのおばはんも役に立つ。
それにしても人間がこれほどしゃべりとは知らなんだ。おまえにだけが言われたくないと思われるやろけど。

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