元気が何より
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「元気が何より」
今日も元気だ、陰部が軽い。
またまた下品なことで恐縮です。しかも、前回と引き続いて体のことはどうかと思うたんやけど、最近、芸能人もそうやけど、まわりの人間も、ガンやなんやと病気になるもんが多いので、自分のことがちょっと心配になってな。
ぼくは、血管腫とか、珍しい病気をもっているけど、いたって健康や。
せやけど、7,8年ほど前、会社のことでふらふらになったあと、債権者会議待ちになったので、ホノルルマラソンに行った(管財人にえらい怒られたけど)。
結局、疲れがどっと出たのか、ホノルルで、マラソンどころか歩けんようになった。病院に行ったけど、原因はわからんかった(日本で小脳梗塞と診断された)。
ソノゴは風邪も引かんけど、二親(ふたおや)や義父を見送る年になり、またぼくより若いもんがばたばた倒れると、どうしても自分のことを考えるようになる。
最近、座ると下腹部あたりがじんわり重かった。そこへ、腰が強烈に痛くなった。
やってもうたかと思うやないか。ネットを見ると、前立腺ガンの症状や(映画監督の深作欣司が、男の役割がでけんようになるから、手術はせえへんゆうたやつや)。
恥ずかしいし、とりあえず、どこかの泌尿器科に行こかと考えた(泌尿器科=梅毒で、人目につかんような場所にあるしな)。
まずはシミュレーションや(ぼくは、初めてのところは緊張する。2回目は親戚のようになる)。
「どうされました?」
「下腹部がちょっとおかしいようで」
「下腹部ではわかりませんがな」
「性器が。いや男根が。そうです、そうです。男根に弾痕が入ったようで」
「あほくさ。ええ年して遊んだんか」
このままでは「どつぼ」にはまるようやからやめた。そこで、週刊文春の「がん検査の新常識」を立ち読みした後、うちの女性スタッフに聞いた。
「こうゆうときは陰部とゆうたらええねん。おしっこは出にくいの?」
「ぜんぜん。フライングぎみ」
「夜おしっこで起きますか?」
「朝までぐっすり」
「大便に血が混じったり、でにくいとか」
「ぜんぜん。フライングぎみ」
かくして、前立腺がんや大腸がんは心配ないようやけど、膀胱がんや爆笑問題の田中のような病気があるからな。
最近はがんがふえているような気がするけど、昔のように隠さんと、はっきりゆわんと治療がでけへんとなったんやろな。
とにかく、海だけでなく、地べたでも、「板子一枚下は地獄」と思うといたほうがええ。
「文春」では、胃、肺、大腸だけを毎年検査するだけでええらしいで(女性は、あと子宮と乳房)。
最近、コレステロールが高いほうが長生きするとゆう新聞記事があったけど医学の常識はあいかわらずや(腰まわりがどうのこうのゆうているけど、あんなん贅肉でどっちゅうことない)。
ガンだけ気をつけようや(自分の悪いとき診てもらうのがええゆうて、必ず二日酔いで健康診断を受けるやつがいるけど)。
サザンの桑田はゲップが気になってわかったらしいから、日頃の調子に気をつけることやな(ナイナイの岡村はなんやろな)。
その後、陰部は少し軽くなってきた(元々質量は軽いけど)。腰も、その前にいつもとちがう車を長時間乗ったためのようや。
ところで、FMで、「お願いがあるんだけど、ものすごく長生きして60ぐらいになっても、ずっとそばにいてくれるかい」とかゆう歌がばんばん流れている。
最初、「ばかにしとるんか」と思うたけど、よう考えたら、20そこそこの子は、60まで生きられへんとゆわれているのを思いだした(特に昭和38年以降に生まれたもん)。
沖縄は長寿とゆわれているけど、若いもんは、昔のもん食べへんから太りすぎらしい。
ハンバーガーや回転ずしの食べすぎや(アメリカでは、ハンバーガーのCMを中止する運動がある。すしの糖分もえげつない)。
自分らは長生きでけへんと思うて、あんな歌を作ったんやな。
CMに乗せられ、親にせっせと食わされて・・・かわいそうになあ。
若いもんにとって憧れの60になったもんは、きっちり検査を受けて、若いもんの介護のためにがんばろうやないか。
ところで、知っている女性は、マンモグラフィー検査を受けたが、おっぱいが小さくて、「失礼します」ゆうて、おっぱいひねりあげられたそうや(「がんの手術を受けるより痛かった」ゆうていたけど、それくらい我慢せな)。
なお、宣伝やないけど、アフラックのがん保険はすぐに下りるらしいで(「アリ*」とかゆう会社はやめたほうがええ。父親のときえらい目に合うた)。