♪ちっちゃいことは気にするな♪
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
♪ちっちゃいことは気にするな♪
ゆってぃでえ~す。
ゆってぃ、この前大相撲見にいったの。
そしたら、後ろのほうから、「パパ、ゆってぃがいるよ」と子供の声が聞こえたの。
「どこ?」
「あそこ」
「ああ、今年で消える芸人ナンバーワンのやつだな。今どき宇宙人でもあんな服着ていないぞ」
「でも、あそこは維持員席だよね。すると、ゆってぃて恐い人?」て聞いているの。
そこで、ゆってぃ、笑顔で振りかえろうとしたら、パパの声がまた聞こえた。
「恐い人になるためには、知恵も度胸もいるんだ。あいつはアイドルになりそこねたノータリンだ。どうせチケットを拾ったんだろ」
キョーレツゥ、ゆってぃ、ちょっと知恵も度胸もあるところを見せなくてはと考えたわけ。
それで、今日近所の公民館を自腹で借りて、お弁当つきでみんなに来てもらったの。
でも、50人入れるのに、30人しか集らなかったの。
満員にしないと恥ずかしいから、後の20人はお弁当を二つにしたわけ。
そればらしちゃいけなかったんだ。
♪ちっちゃいことは気にするな。それ、わかちこわかちこ♪
今ワールドカップで盛りあがっているでしょう。それで、スポーツと人生を比べようと思うわけ。
ソニーやニッサンの外人のえらいさん、年収が10億近くあるんだって。
少ししょんぼりしていたら、野球賭博で一日6億かけた人もいるんだって。日本人はまだまだ捨てたもんじゃないと思ったの。がんばれ、ニッポン!
ゆってぃ若くみえても、昔高見山のファンだったの。
高見山が東関親方になって近所に来たの。どこかの会社から出てきたんだけど、厚さ15,6センチの風呂敷をもっていた。それで、お相撲さんはお金がもらえるんだと思ったわけ。
あるとき、ある評論家が、「相撲取りは男芸者だ」言ったことがあって、そのとき蔵間とゆうお相撲さんが怒ったの。
若いお相撲さんは、蔵間にあこがれていたの。タレントで、きれいなお嫁さんもらって、料亭のような部屋を作って・・・。
そこで、ゆてっぃ、蔵間に弟子にしてもらおうと部屋まで行ったわけ。
すると弟子に帰れと手で押されたときに腰の骨を折ったの。半年入院したけど、そのときアイドルになろうと思ったわけ。
♪ちっちゃいことは気にするな。それわかちこわかち♪
スポーツ中継には解説者っているよね。「スポーツには『たられば』はない」と言いながら、「あのときヒットを打っていれば」と言うおじさん。
人生では、あのときああしていたらとか、こう考えていたらとかするのはつまらないと思うわけ。
そこで、ゆってぃ考えたの。
今まで自分がしてきたことはまちがいないと思うと、そうすると、前向きに生きられると思うわけ。
♪辛いことがあっても、それがなになにー♪てわけよ。
あっ、拍手をいただいちゃった。ゆってぃ感激。あこがれの西条秀樹みたいに言っちゃった。いつもはかんだときに拍手だけどね。
♪ちっちゃいことは気にするな。それ、ノーブラヤッホー♪
ゆってぃ、最後にまちがえた。
もう一度、♪ちっちゃいことは気にするな、それ、わかちこわかちこ♪
アイドル目指して12年、ゆってぃでした。