お金
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復活ノート
「お金」
ときどき何百万円とか何千万円というお金が、他人の郵便受けに入れられていたり、公共施設に置かれていたりというニュースが流れます。
昔は、犯罪に関わるお金かもしれないといわれたこともありましたが、最近は、思わぬ遺産でも入ったので寄付でもしたくなったのだろうというようになっているようです。
しかし、公共施設ならいざしらず、個人の家に投げこむというのは、お金に対する複雑な思いがあるような気がします。
昔、ワイドショーによく出ていた杉山というサラ金業者は、「なぜ、そんな悪徳商法をするのか」と問い詰められて、「借りたほうが悪いんだろう!」と、カバンから札束を取り出し、天にばらまくのを見たことがあります。
「たとえ高金利でも、稼いだ金は俺のもの」と、札束を大事にしないのは、「あぶく銭」という思いだけでなく、言葉とは裏腹のまじめそうな顔には、何かお金に対する苦しさも出ているように思いました。
しかし、その男が消えても、サラ金の事件は後を絶えません。
「お金は、不幸の元」と思う人もいる一方、私たち復活をかけている者は、資金となるお金がほしくてたまりません。まだ返していかなければならない人もいるでしょう。
しかし、銀行から借りることは、当分できない状況です。
事業の再開を断念して、条件のいい勤め先を探すことも懸命な生き方です。
また、「ムーズ」でも取り上げていますが、「お金をどう使うか」という、事業経験から得た反省を生かして、事業をもう一度はじめたいという選択もあるでしょう。
そこで、「お金は汚いもの」と思う人に、復活をかけて、社会に役に立つ事業をしたいと熱望している者がいることを公表しませんか。
もちろん、個人では無理ですので、賛同される人を募集します。
集まったお金をどう分配するか、そして、どう続けていくか相談することは一杯あります。しかも、「乞食集団」と揶揄されるでしょうが、そういう雑音に負けずに、自分や同士の復活を成しとげるのには、強い意志が必要です。
正しくお金を使うと、資金を出した人も喜ぶことでしょう。