後悔サービス

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復活ノート

「後悔サービス」
「どんなことでも必ず成功する。その秘訣は成功するまでやめないことだ」という人を茶化すような言葉があります。しかし、それを真に受けて戦争を止めない独裁者がいるのは困ったものです。
ただ、私たちが真に受けて、脇目も振らず仕事や勉強、スポーツに取り組んで、
大きな成果を出す人もいるのは確かです。
しかし、成功者が少ないのは、「やめない」と決意していても、やめざるをえないことになるからでしょう。
そして、「あの時こうしていたら」とか「ちょっと急ぎすぎた」とか後悔の波が押し寄せます。
私も、事業で躓いた時、弁護士に、「これだけ知名度があるのですから続けたらどうですか」と言われたのですが、続ける気力はありませんでした。
その後、「言われたとおり続けていたらよかったかな」という大きな後悔がおしよせてきました。それは、20年たった今も続いています。
また、年をとると体も老化して治療力も減少しますので、若い時のようにほっておいても治ることは期待できません。
50才ごろ、眼圧が高いと言われましたが、目薬だけでごまかしていたので、緑内障になり手術を受けましたが、右目の視野は減る一方です。
いずれ、左目だけで生活するようになるでしょうが、これも後悔が続きます。
最近ネットニュースで見たのですが、往年のアイドルであった立花理佐が、直腸がんになり、その結果、腸、子宮、卵巣、膣の摘出手術を受けたと書いていました。母親も60才で大腸がんで亡くなったのに、油断していたと後悔しています。
事業も体も油断するとこうなります。特に体は元に戻らないのがほとんどです。
まず後悔の念が心を包みます。時間がかかってもそれを打ち破って新たな事業、新たな自分を見つける人がいる一方、後悔に勝てない人もいます。
歌謡曲ではありませんが、失敗と後悔から続くガタガタ道には花の種が埋まっています。
ということで、後悔をそのままにしないビジネスをはじめません。まず、失敗と後悔の道を歩いた人の話を聞くこともします。別に新しい自分の生き方を見つけた人だけでなく、まだその道を歩いている人の話でもかまいません。
それが若い人にとって勉強になります。また、話をする人に勉強になります。いくら年をとっても生きているかぎり失敗と後悔をつきものです。それを再確認するチャンスです。
「後悔先に立たず」と言いますが、「後悔を先に立たす」ビジネスです。
経済が低迷する日本で、ビジネスをはじめようとする若い人には頼りになるビジネスです。どうビジネスにするか、それはあなたにお任せします。