個人ヘルプサービス

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復活ノート

「個人ヘルプサービス」
先日、youtubeを見ている時、突然、画面からウーウー大きなサイレンが鳴り、「トロイの木馬に感染しました。自分に知識がないのなら、すぐにマイクロソフトのどこそこに電話をかけてください。なお、電源を長押ししてシャットダウンしないでください。そんなことをすれば、あなたの情報はすぐに盗まれます」とか叫んできました。
しかし、私はシャットダウンして(もちろん電源を長押して)、もう一度電源を入れましたが、同じことを叫んでいます。
それでyoutubeを運営しているgoogle cromeをアンインストールしてから、インストールをしました。
これで解決しましたが、後から敵の言動を見なおすと、マイクロソフトの電話番号が、0120ではなく,不確かですが、0101とかになっていました。「荷物をお持ちしましたが留守なのでここに電話をかけてください」という詐欺の宅配業者のやり方だと気づいたので助かりました。
「えらいこっちゃ」と頭に血が上って、そこに電話するとドツボに誘いこまれたかもしれません。
ヴァイオリニストの高島ちさ子は、人を辛辣に評価するので人気がありますが、最近詐欺にひっかかりそうになったことをテレビで話していました。
ちょっとうろ覚えですが、携帯電話の番号が特殊詐欺で使われているという連絡の後、警察からも連絡が来て、容疑者が高島の口座に何百万円かを入れたと言っています。2時間以内に口座からその額を出さないと、あなたは容疑者ですと言われたそうです。
預金額や年収なども聞かれたそうですが、後から考えたらそんなことは聞かれないだろうと思いますが、皮肉屋が売りの高島ちさ子でも、「怖かった」と言っています。
結局警察に相談して、高島ちさ子の場合は、最初から特殊詐欺ということが分かったそうです。
犯罪者は私たちの先回りしています。そして、被害者を一つの場所に追い込むのです。
さて、「世間の鬼」に対してシミュレーションが必要ですが、「天変地異という鬼」にもシミュレーションが大事です。
東北地震が13年目を迎えて、テレビでも避難先などのことが特集されています。過去の経験を生かして、被災者が一人でも少なくなればと思います。
被災者個人では避難先から仮設住宅あるいは自宅や親族の家に移るわけですが、その間には、家族を失ったり、家がつぶれたりして起こる心身のストレスは耐えがたいものでしょう(私のような後期高齢者に関連死が多いのはストレスが原因でしょう)。
しかし、人生は、社会的な出来事だけでなく、個人的な出来事でできています。自分が病気になったり、身内に不幸が起きたりするものです。
要するにそれが人生です。こうなったらどうするか、ああなったらどう動くかをシミュレーションするレッスンはどうですか。
「明日は明日の風が吹く」でもいいのですが、とりあえず大きなことは考えておくレッスンを高齢の受講生に受けてもらいます。
この「個人ヘルプサービス」から派生するサービスはいくらでも考えられます。高齢社会に必要なサービスです。