
気違いに刃物
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復活ノート
「気違いに刃物」
「気違いに刃物」という言葉があります。「危険な人に危険なものを渡す」というような意味です。
「放送禁止用語」という言葉あって、テレビ番組で、誰かがそれを使うと、「今不適切な発言がありました」などとアナウンサーが謝罪することがあります。
私たちは、友達同士の会話で、「今のは放送禁止用語や」などと笑いを取ることがありますが、あれはマスコミなどが、視聴者からクレームが来ないように(スポンサーなどからも)自主規制をしているだけで、社会で使ってはならないと決められたものではありません。
今の世界を表現するのに、「気違いに刃物」以上の言葉はないように思います。
普通に生活をしている他国の国民をミサイルで殺し、さらに予定通りに行かないと、核攻撃して全滅するなどと脅迫するのはこの言葉どおりです。これ以上の表現はないように思います(最近は、ロシアから運ばれてきた核兵器をベラルーシの大統領が、「わしが最初に核兵器を使ってやる」などと脅しているとか)。
日本は他国を脅していなくとも、デジタルという武器を使って、国民をコントロールしようとしています。
そうです。マイナカードといわれるものです。保険証も、免許証も、国立大学の学生証も、すべて紐づけをしようとしています。「気違いに刃物」にならないか心配です。
欧米などは、マイナカードの先進国ですが、紐づけはなくそうという議論が行われているようです(韓国では5千万人の人口ですが、2億回の不正があったそうです)。
中国のように、国民全員の情報を管理したいのですね(中国では、一人の歩行者が、大きな交差点で3回信号無視をしたら、違反者を特定して罰金を請求するようです)。
このままいくと、天災などで停電したら、カードの確認ができないので、ケガで病院に行くと、とりあえず10割を払うことになります。
患者や病院の混乱があると言っても、マイナカードに保険証を紐づけたがるのはどうしてもしたい理由があるのでしょう。
国を任せたのが元々気違いだったのか、任すと気違いになるのか知りませんが、デジタルという刃物を持つと国民のことを忘れてしまうようです。
今後も別の刃物が出てくるのは間違いありません。それに対抗するためには、常に国民の意見を言いつづけることはもちろんですが、生活を守る工夫も忘れてはならないと思います。
社会はかつてないほどの早さで動いています。それを分析して、新しいビジネスを作る。これは復活をめざす経営者である私たちの出番です。
どこに目をつけるか。どうすれば成功するか。成功したらどこに気をつけるか。全部、私たちが経験してきたことです。やりましょう。やりましょう。
国民のために。