聞き方教室

   { }

復活ノート

「聞き方教室」
未成年が事件に巻き込まれると、SNSなどで初めて会った人間が加害者であったことが報道されることがあります。
昔は小さい子供の社会は学校や地域だけだったことを考えれば時代は変わったのです。
そして、子供が大人になるということは、自分が見聞きする社会が徐々に広がり、それにつれて出会う人間も増えていくのですが、SNSなどをしていると、そのプロセスが省かれてしまっています。
まるで深い森の中に一人迷い込んだようで、子供によっては、最初それがワクワクするような気分かもしれませんが、結局森で会った大人の魂胆にはまってしまうのです。
SMSから子供を守ろうと叫ばれていますが、それで事足りるとは思えません。
大人も、詐欺の被害が毎年何千億円にもなるらしいです(還付詐欺、投資詐欺、ロマンス詐欺とにぎやかです)。
大体の大人は詐欺に気をつけなくてはと思っていても、知らないうち詐欺に会ってしまうらしいです。
招来を考えてもSNSそのものをなくすことはできないのですから、大人も子供も犯罪から身を守る対策が必要です。
しかし、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」とはいうものの、ふいに相手が連絡してくるのですから、こちらとしてはまず準備不足です。
メールであっても音声であっても、相手はプロですから、へなちょこの球(「いや、けっこうです」とか「主人に相談してから」など)を避けながら攻めてきます。社会経験が少ない子供はもっと簡単でしょう。
私は、5人の女の孫がいますが、そういうことに巻き込まれると、私の子供である親が悲しむだろうと思って、どうにかならないかとずっと考えてきました。
もちろん、どうにかなったら全国の親も子供も助かるのですから、社会的なサービスとして認められるはずです。
この事件は、まず被害者と加害者が顔を合わさないことからはじまります。
つまり顔の表情や言葉の言い方が分からないのです。これは敵にとって好都合です。
そして、大人はともかく、子供は直接話をすることが苦手です。最近は会社を退職する場合も、「退職代行サービス」なるものを利用する若い人が増えているそうです。
ここから考えなければなりません。昔、文化センターなどでは、「話し方教室」がありました(新卒者が社会人の言葉づかいを学ぶです)。
私は、「聞き方教室」を提案します。もちろん話し方も学ぶのですが、直接会って、自分の考えに対して、相手がどう答えるのかを聞くのです。そして、またこちらから答える練習をします。
だから、「聞き方教室」でもいいですが、「会話教室」と言っても構いません。
子どもが、社会人としての能力を学ぶこともできますし、犯罪に巻き込まれることを防ぐこともできます。このサービスを考えませんか。