開業コンサルタントビジネス

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復活ノート

「開業コンサルタントビジネス」
前回は、「シャッター街」といわれている商店街を、今注目されている「キッザニア」のように、大人のテーマパークにしたらどうですかと提案しました。もちろん、個々の商売は、利益を追及していく経営を指導していきます。
しかし、真剣に自分の店を持ちたい、自分の腕を見せたいと考えている人も多いでしょう。
蕎麦屋、ラーメン屋、また、おもちゃ屋、昆虫・ペットショップなど、自分の趣味が高じて、勝負をかける人もいます。
ある若者は、まだ修行中ですが、数年後にはパン屋で自立したくて、資金も店舗もまだだけど、中古のパン焼き機を買いました。その熱情は、たいしたものです。
そのように、ほとんどの人が、退職金をつぎこんだり、親戚や銀行から金を借りたりと、人生と命をかけています。成功してほしいものです。
しかしながら、店をはじめたくても、一人では無理だとあきらめている人もいるでしょう。
それでは、半分ならどうですか。つまり、誰かと2人でするのです。それを取りまとめるビジネスです。
友だちと事業をしても、成功しても、手柄の取りあいをし、失敗に終われば、責任の押しつけあいになる傾向があるといわれます。
全く知らない同士を取りまとめるのです。このビジネスは、人間的信頼も必要ですし、知識も求められます。しかし、おもしろい事業ができると思います。
2人が、同じ店をするか、あるいは、広い店舗を、二つに区切って、別の商売をして、相乗効果を狙うか、二人の考え方を優先します。
そして、事業の経験、つまり、いかに成功し、いかに失敗したかを話をし、3年間は、死にものぐるいで苦労ができるかを確認します。
そして、初めて商売・事業をする人は、自己満足に陥りいりがちですから、常に三者で話しあいを持ち、軌道修正をしていきます。
しかし、3人は、人間関係から、空中分解する恐れがありますから、最初は避けたほうが賢明かもしれません。
また、信頼関係が築けば、独立して商売をしている店と店をつなぐサービスもできます。つまり、経営に必要なもの、あるいは欠けているものを、互いにバーター供給していくのです。
全国展開をする、つまり、同じ味しか出せない大手に打ちかつサポートは、必ず必要とされています。