
生きかえりサービス
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復活ノート
「生きかえりサービス」
「おれは死ぬまで生きる」、「誰でもや」という「ボケツッコミ」は関西人なら誰でも聞いたことがありますし、ほとんどの人が言ったことがあります。私もよく言いましたが、「生きる」間に多くの病気や不調があることは年をとってようやく分かりました。
それとうまくつきあって生きていけるのです。そうしないと、不平不満の人生を送ることになります。
私は後期高齢者の仲間入りをしています。幸い深刻な病気はしていませんが、不整脈や緑内障があって日常生活に少し影響があります。
最初は、「なんでこんなことになったんやろ」と思うこともありましたが(今も思いますが)、自分で気をつけるようにして、これ以上大ごとにならないように気をつけてつけています。右の視野がかなり欠けていますので、知らない場所では、黙って「指呼確認」するようにしています(ただ、身障手帳を持っていますから、美術館などは、私と家内は半額です。これは助かります)。
年をとれば、若いときのように身体が動きませんから、誰でも工夫をしているでしょう。それが生きるための知恵です。それが、生活全般の知恵になれば、「亀の甲より年の功」というものになります。
ただ、最近の世の中は若い人でもついていけないほど急速に変わっています。
今問題になっているマイナカードなども含めて、モバイル社会に高齢者がついていけなのには当然です。そんなことぐらいで自信をなくすのはつまらないことです(私もそうですが、「パソコン」という言葉の前は、「マイコン」(マイクロコンピューター)という言葉が使われていましたが、その当時必死で勉強した者は、「コンピューターのことなら何でも知っている」というプライドがずたずたになっているかもしれません)。
山越え谷越えの人生を生きている高齢者をサポートするサービスをはじめませんか。
「人生や社会はまったく変わっていません。その方法が少し変わっただけです」ということを説明すれば多くの高齢者は自信を取りもどすでしょう。
これで社会や生活に対して腰が引けることはなくなりました。後は実践するだけです(私は、吉野家のタッチパネルで注文できますが、ココイチのパネルや、なか卯の大型パネルは敗退しました)。
いくら年をとっても、記憶力も想像力は衰えないと言われています(固有名詞がすぐに出てこなくなったのは認めます)。それらを伸ばすこともサービスに入れてください。
もちろん、レッスンが終わっても、個別の質問に答えるサービスも必要です。
すぐに大勢の高齢者が集まります。誰か考えてみませんか。