新しい防災訓練サービス

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復活ノート

「新しい防災訓練サービス」
私が住んでいる堺市でも、区ごとに町ごとに災害時の避難訓練を定期的にしています。
先日も行われたので参加しました。同じような内容なので少し気が重いところもありますが、家内が役員をしているので、しぶしぶ参加するというわけです。
しかし、今年は阪神大震災から30年ということで、テレビなどでは特集が組まれていますので、参加者のほとんどが体験者なので、いつもより熱気があったような気がします。
私は、自宅では被害がありませんでしたが、神戸三宮駅近くに神戸センターがありましたので、営業はほぼ壊滅しました(ビルには損失がありませんでしたが、利用客は阪神間に住んでいたからです)。
「関西に地震は来ない」とその前日まで信じられていたので、被害が大きくなったようです。
その後の福島、熊本、能登などを経験して、そして、南海トラフ地震の恐れが出てきたので、その準備が必要なことは私でも分かります(昭和21年の南海地震はマグニチュード8だったようです)。
だから、年に数回は訓練が必要だと思いますが、別の視点から災害を乗りこえる準備を考えてみます。
自宅がつぶれると避難所に行き、少し落ちつくと仮設住宅に行くのが幸運な人です。しかし、幸運な人でも、その間に動転したり、あるいは孤独から逃れずに心身を崩す人が多いと聞きます。
以前、自分の家がなくなった時に、他の人の家を借りるサー日サービスを提案したことがあります(最近は日本中で空き家が増加しています。それを使えないかというわけです。
また、津波などで流されても沈まない家、ぷかぷか浮く家はできないかという夢も語ったことがあります。
今回も災害を乗りきるサービスです。欧米ではキャンピングカーや船で暮らし人がいる人がいます。
日本ではそこまでする人は少ないでしょうが、防災訓練として、1,2月それを体験するのです。自分に合った場所を探すのも訓練ですし、そのまま全国一周もおもしろいです。最初にレクチャをしますが、後は自分で工夫してもらいます。キャンピングカーや船はこちらで用意します。
長年住んでいた家を何らかの理由で住めなくなることは年令に関わらず人によってはものすごく辛いものだと思います。
その辛さに慣れるのは一度体験するしかないのです。これも防災訓練です。誰か「新しい防災訓練サービス」をはじめませんか。