悪を起こすサービス

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復活ノート

「悪を起こすサービス」
私は団塊の世代、つまり、元祖テレビっ子ですが、最近はあまりテレビを見なくなりました。「そりゃ、そうだろう。70歳半ばでテレビばかり見るのは恥ずかしいものだ」と言われそうです。
確かにそうですが、ほんとは長時間の番組を見ようとしても、目が悪くなったことと体力がなくなったことで見る気力がなくなりました。それに見たい番組がないことも理由です。
しかし、今の私の状態にあっているのか、youtubeはよく見ます(多分、私の同世代の多くもそうでしょう。疲れたらそこで止めて、いつでも見ることができるので気が楽です。
さらに言えば、大谷のホームランを含めた活躍を何回も見られるのはyoutubeだけだからです(朝大谷のホームランを見たら、その日一日元気が出ます)。
しかし、Youtubeの内情はあまり知りませんが、たぶんがーシーのことがあって、かなり規制が厳しくなったようです。
また、youtuberは広告料が激減したと嘆いています(そのためか、大げさなタイトルをつけて注目率を高めようとしているものが増えています)。
それはともかく、youtubeは政権、政党、政治家に対して、多くのマスコミが報道しないことを取り上げています。
Youtuberの誰かが言っていましたが、大手マスコミは自分たちの保身を考えて、見て見ぬふりをしているからのようです。
安倍政権の検事総長問題から忖度(そんたく)が表面化しましたが、今やマスコミも堂々と忖度するようになったようです。
Youtubeもメディアですから、考え方のちがうyoutuberがいるのが当然です。そして、政治的な規制がないのは評価できます。
それで、木原問題、ジャニーズ問題、大阪万博問題、ビッグモーター問題が花盛りです。
後は、それらをどう国民に浸透させるかですが、敵もあの手この手を使ってくるでしょう。
その最高の手段は黙殺かもしれませんが、それを打ち破るのはもっと大きな
運動です。
たとえば、「田中角栄研究」を書いた立花隆という柱がいて、それを支える出版社(今も文春砲を撃つ文芸春秋社)の地道な努力が必要です。
そして、「巨悪を眠らせるな。被害者と共に泣け。国民に嘘をつくな」と言った伊藤栄樹のような検事総長が必要です。
しかし、誰かに期待してばかりでは社会はよくなりません(もちろん個人の場合も)。
今回の東京オリンピック事件でも分かりましたが、最近は巨悪だけでなく、中悪、小悪も増えているようです。忖度するマスコミなど気にもしていないからです。政権を変えることは時間がかかります。
そこで、悪を追求する民間組織を作り、悪のリストを作ります。それぞれに担当ジャーナリストを決め、国民からクラウドファンディングで寄付を募集します(これだけでも、心当たりのある政治家は警戒するようになります)。
ジャーナリストはスタッフとともにその悪を明らかにしていきます。
そして、協力する出版社から本を出して悪を明らかにするのです。誰か、社会のために人生をかけませんか。