
危機対応サービス
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復活ノート
「危機対応サービス」
ネットニュースで医者が書いていましたが、高齢化社会と言われていても、75才を平穏に超すのはなかなか難しいようです。
いや。もっと年をとっていても元気な人はいくらでもいるよと言われそうですが(私もそう思いますが)、元気な人は外に出ているから目立つのかもしれませんね。
確かに身の回りのことを一人でするのが困難になっていくのは、ある意味自然なことでしょう。そこに、心身の不調が重なると一気に老化が進んでいくのです。それが70半ばかもしれません。
私も、今年75才になりますので、まあ、剣が峰に達しているのかもしれません。「父祖伝来」の脳卒中(中風)にならなかったのは幸運でした(ただ小脳梗塞をしましたが、父や祖父は脳梗塞で倒れました)。
最近、有名人のSNSを見ていますと、自分の病気の話がものすごく多いように思います。どんな症状で、どれだけ苦しいのか。そして、どのように治療を受けたか、今どうなっているかという内容です。
失礼なことを言うと、流れを書いていくとかなりの量になるから、ネタは尽きません。
大体の人が、「みなさんには早めの検査を」と書いているので、私も、ガンにはなりたくないので、たまに大腸や胃の内視鏡検査を受けています。
今のところ、何もないので、父祖に感謝です(ガンはかなり遺伝するそうですから)。
ガンと宣告された人の文章を読むと、「どうして自分が」とか、「後何年生きられるのか」という不安な思いがあるようです。
今のところ、私はガンではないけれど、恐怖感や孤独感は少しだけ分かります。
私が患っている変形膝関節症では死なないが、不整脈はいつ心臓が止まるかもしれませんが、20年も治療していると死ぬことは怖くなくなりました。
問題は目です。両目とも緑内障の手術をしましたが、右目が芳しくなく、ほぼ視力を失っています。身障手帳を持っていますが、たまに運転をします。
両目とも視力を失うのが怖いです。そうなったら生きていく自信がありません。
目に関しては、孤独感とか絶望感があります。
これは病気だけでなく、天災、人災で被災された人も同じような感情に苛まれるでしょう。
そういう敵に立ち向かうのには、自分の感情をコントロールする必要があると思います。一人なら身構えるまで時間がかかり、動きが取れなくなるかもしれません。
そういう人に寄り添い、一緒に考えて、真の敵に立ち向かう筋道を立ててくれる人がいたら心強いです。
心療内科とかカウンセラーとはちがって、もっと具体的な方法を提案するサービスが求められている時代だと思います。私は、そういうサービスを「危機対応サービス」とし、それを行う人を「危機対応士」と名づけました。
これを追求していく人はいませんか。