売り
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「売り」
若者の就職口率が上がっているらしいな(通りががりのおっさんとしても同慶の至りや)。
ただ、むちゃくちゃ景気がよくなったのではのうて、今までやったら、丸の内や御堂筋にある会社しか頭になかったのに、品川区や大田区、西区や天王寺区の会社に入ることになったからやそうや。
確かに昔は、淀屋橋にいるOLは、他とは器量が全然ちがうとゆうていたな(大企業が、ええとこ取りをするのや)。
今はそんなことはないとゆわれても、東京にあるキー局の女子アナと系列局の女子アナとは、歴然とした差があるように思うけどな(親が芸能人なんかで、入ったもんはちがうけど)。
「男も器量」とゆいたけど、頭が「はしか」かったら、顔もきりっと見えるのやと、大企業に入れんかったぼくの正直な気持ちや。
それはともかく、今は、間口が狭くなっただけでなく、外国からの留学生にも先を越されているそうや(バイタリティがあり、外国語もできるから、外国との交渉を任せることができる)。
そんな状況で、「自分の売りを生かした仕事を探せ」とゆわれても、フツーのもんには無理や。しかも、「売り」をもっているもんは、そうそうおらん。
体操の内村航平や田中理恵のように、「こんなんができます」と、大車輪やバク転をして、相手を納得させることもでけんもんも少ない。
履歴書に、「性格は真面目」とか書いていても、ほんまかどうか分からんわ(本人も、わからんやろ)。
今は自分でもようわからんけど、自分の取り柄や「売り」は必ずあると思うて、面接を受け、あるいは、生きていることが大事や。そのうち、自分でもびっくりするようなものがあるのに気づくかもしれんからな。
たとえば、透明人間になれるとか、マインドコントロールできるとかの才能があったらどうする?
透明人間なあ。中学や高校ではあこがれたもんや。服を脱いで・・・。
せやけど、60過ぎると、毎日は辛い。風邪も引くし、体力ももたん(まわりのもんに、「いっぺん、医者に行ったほうがええで。頬がげっそりこけている」とゆわれるようになる)
それに、こそ泥みたいなことしかでけんから、自分が嫌になるかもわからん。
その点、マインドコントロールは、正々堂々と才能を発揮でできる。
せやけど、これも、使い方をまちがうと犯罪になるで。
最近も、真面目な男に取り入って、金をせびったのはええけど、邪魔になると、練炭で、3人も殺した女がいたやろ。
その女と顔と体型がそっくりの女も、女漫才師をマインドコントロールして、尻の毛ぃまで抜いたことは記憶に新しい(ベッピンの女漫才師は、まだ漫才師は、まだマインドコントロールが解けんらしい)。マインドコントロールの才能は、容姿とは関係なさそうや。
二股の俳優も、若いのに自分の才能を開花させた。
とゆうのは、相手の一人である世界的モデルは、「香水がきつくなったとき、あるいは、シャツの第二ボタンをかけなくなったりしたときは、浮気を疑うべきよ」とゆう自説をもっていたそうやのに、それを、なんなくクリアしたんやから。
そうそう、ベテラン演歌歌手の主人も凄腕(すごうで)や。「800億円を動かすことができる」とゆうのが口癖のようで、ぼくも、法螺吹きとか妄想症とかゆわれるけど、ぼくが、800億円とかゆうと、「ウソ800億円か」とからかわれるやろけど、それを信じこませるとは、天性のマインドコントローラーなんやろな。
また、振り込め詐欺や投資詐欺なども、マインドコントローラーの仕業や。
せやから、この才能は、犯罪を犯しがちやので、武術の心得があるもんは、試合以外にそれを使こうたらあかんように、くれぐれも気ぃをつけや(二股の俳優や演歌歌手の主人が、犯罪を犯したかどうかはしらんけど)。
それなら、いつ使うねんとゆうことやけど、まあ、プロポーズとか営業とかにしとき。
若いもんは、仕事を探すことに必死やろけど、才能は必ずあると信じて、がんばってほしいもんや。ぼくは、60過ぎても、まだ見つからんけどな。