父親
今日も、ムーズが降りてきた~きみと漫才を~
「父親」
イチローの9年連続200本安打とゆう大リーグ記録がまもなくや。アメリカ人は、イチローには、日本人が朝青龍に対するのと同じ気持ちをもっているんとちがうか。
マリナーズファン以外は内野安打なんか計算に入れるなと思うてるかもしれん(マリナーズファンでも、イチローが打つと、マリナーズが負けることが多いから、今の内にイチローを売って、ホームランバッターを2,3人入れろとゆうのもいるんやて)。
石川遼も17歳で賞金王になるかもしれん。練習はピカイチらしいけど、20代、30代の選手はどうしたんやろな。
ぼくも、ミズノゴルフスクールに行ったけど、このクラブではどのくらい飛ぶかと体におぼえさせたらええと聞いたけどなあ。
ただ、夜中まで仕事をしていたので、ゴルフぐらいで朝早う起きたくないのでしなくなった。
せやけど、休みになったら必ずゴルフをするもんがいる(ゴルフのために、家2,3軒分の金使うたゆうもんを何人か知っている)。
ようあきんこっちゃと思うし、プロなら17才のもん以上に練習してきているのとちがうのか。
結局、野球でもゴルフでも、まず精神的なもんがいるのか(最初のティーショットで心筋梗塞を起すもんがいる)。
以前2人のことはムーズしたけど、2人が天才ゆわれるのは父親の教育の成果やろか。
親子鷹とゆわれた原監督以来、レスリングの浜口親子(北京オリンピックでは、中国から絶対騒ぐなと注意された)。ゴルフの横峰親子(政治家になっているのに、恐喝やなんやとゆわれている)。
他にもいっぱいいるけど、ここだけの話、うさんくさい父親ほどええ子供が生まれるのやろか(「親子鷹」とは、親も子も立派ゆう意味やけど)。
せやけど、イチローの父親(チチロー)が、毎日野球ばっかりせんと勉強せいと口うるさかったら、今のように、どんな球でも打てるようにならんかったし、レーザービームも生まれんかったやろ。
石川遼の父親も、動かん球を打つようなずるい人間になるな。大体ゴルフはスポーツとちがうなどといったら、「今日は歓迎会をしていただきましてありがとうございました。
ぼくだけこんな高いところで、しかも、日陰で失礼します」なとどいう気配りを見せる子供にならなかったかもわからん(ゴルフをしなくて、そんなことゆうていたら、高校生のくせに口ばっかり達者やと思われるやろ)。
今の親は、ふらふらになりながら、子供を塾に行かせているけど、なんでそんな無理するのやろ。
子供のためか、自分のためかゆうたら、話がややこしくなるけど、ゆくゆく楽(らく)したいのなら、子供が、どうもスポーツ選手や医者に向いてへんと思うなら、第二の刈屋崎省吾やイッコーをめざすように仕向けたらどうやろ(なんでかしらんけど、みんな金持ちや)。
女の子やったら、そうやなあ、顔に自信があったら(そこそこでも化粧でごまかせる)、政治家の「ぶらさがり」(政治家に駆けよって話を聞く新聞記者や)はどうや。
名前を出すとキリがないけど(山崎拓てか。落ちたがな)、政治家はいらいらしていても、ベッピンには何でもしゃべるらしいから、どこの新聞社も国会議事堂に送りこんでいる。
それに、プロ野球の取材アナのように、結婚する機会も増える(政治家本人や息子と)。
「玉の輿」を狙うならそれがええで。
父親としては、わしがあかんかったから、子供を絶対野球選手やゴルファーにさせるなどと思わずに、まず自分の子供を見ることや。
3回も三冠王を取った落合は、今中日の監督やけど、アップになった顔を見ると、絶対まばたきせえへん(最近老眼鏡をかけているけど)。
まばたきするとボールを見失う。これが大打者の条件や(ぼくの理論やけど)。
ときどき子供を左で打たすようにする話を聞くけど、まばたきをせえへん練習をさせるのはどうやろ(ドライアイに注意してな)。
ぼくなら、子供をオリンピック委員にならす。あれええわ。世界中回って(絶対ファーストクラスやろ)。どこへ行っても歓迎、歓迎や(東京へ来た委員は、誕生日パーティを開いてもらっていた)。
せやけど、ニュースキャスターはやめさす。
「ここで訃報です。だれそれが亡くなりました。病名は胃がんです。まっすぐな人生でしたが、胃がん(いがんで)死にました。くっくっくっ」その日にクビやなあ。
ぼくはいらんことゆいやし、父親は、無理をしないことを人生訓にしていた(施設に入っているとき初めてそんなことをいいやがった)。どこのお父さんもおきばりやす。