
SNS
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復活ノート
「SNS]
スマホ向け無料通話アプリの「ライン」が1億人を超えたそうです。
私が使っている「ガラケー」は、「なんとか割」とかのダンピング料金が主流ですが、スマホでは一気に無料となっていたのですね。
世間が、スマホ、スマホとうるさいので、私も、メールと通話をするぐらいで、アプリは一切することはないという条件で調べてもらいましたが、スマホを使う理由がないという結果でした(これで、しばらくの間は、「スマホなんて子供のおもちゃだ」と悪口を言うことができます)。
同じSNSの「フェイスブック」などでは、実名で登録して、そこから、何千人という友だちができるそうですが、友だちがいいない私にとっても、どうも落ちつかないサービスです(何か私が言って、当たり障りのない返事をされると腹が立つし、反対されると、もっと腹が立つという性格なので)。
とにかく、今の若い人が老人なっても、今のように、何千人の友だちと話をすることができれば、楽しい老後を送れることでしょう(お金を貸してくれる友だちがいればなおよし)。
ただ、「お一人様」が多いと聞いていますので、病気になれば、のんびり「ラインでも」というわけにはいかないかもしれませんね。
4年前、群馬県の「たまゆら」という老人ホームが火事になり、10人のとしよりが亡くなりました。
ほとんどが、東京などの他県で生活保護を受けているとしよりで、「たらいまわし」が問題になりました。
あれから、介護保険はさらに悪くなり、生活保護の問題も起きて、今年から減額されることになりました。しかも、不況と失業者数は相変わらずであります。
生活保護を受けている人は、財産がないでしょうが、不動産、預貯金を持っている人もいるでしょう。
そういう人に、財産を出してもらって、全員に、不安のない晩年を生きてもらうのです。
今日(1月20日)の「Nスぺ」では、その「老人漂流社会」が放映されるそうですが、これが日本の未来です。
介護保険に頼らず、社会の善意だけで(医療も含めて)、弱い者が生きるネットワークを作らなければどうしようもありません。
経済体制、社会体制を変えていこうとしなければ、世界の格差は広がるだけです。
このままでは、Social Nothing StateのSNSの社会になります。
生きやすい社会を作れば、子供が増え、企業も戻ってきます(先日、テレビで見ましたが、定年になった社員が、年金分だけを減額されて再雇用されていました。
本人の手取りは変わらないですし、減額された金額で、新入社員を採用することもできるのです。技術も伝わります)。
経済が発展すれば、すべてうまくいくと思うのは妄想です。だれか、この妄想をうちやぶってくれませんか。