サバイバルレース

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復活ノート

「サバイバルレース」
事業に失敗したとき、足の痙攣などを起して競技をあきらめざるをえなくなった選手のように思ったものです。
数年後、また気を取りなおして、フィールドに出て走りだしたのですが、他の選手にどんどん抜かれていくのです。
しかも、他の選手には熱い応援があります。どれだけ周回遅れなのかもわからず、これなら、もう一度競技をやめてスタンドに戻ったほうがいいのではないかと思っていると、あれだけ調子がよかった選手が、足を引きずりだしたり、その場に止まって息を整えたりしています。中には、担架で運ばれる選手もいます。
走りつづけるべきか、いつ終るともしれないレースにつきあうことなどできないとあきらめるべきか。
復活をめざす経営者のみならず、調子よく走っている経営者にも悩ましい事態になってきました。
トヨタまで赤字ということですが、それは輸出に依存しているためです(日本の自動車産業は、全輸出金額の30%近くを占めているそうです)。
相手がスッカラカンになり、しかも、為替の加減で売値が決まらないのですから仕方がありません。
今こそチャンスとばかりに、自動車メーカーをめざしてもかまいません。資金が潤沢にあれば、労働者もいることですから、条件は全部整っています。
今までとちがった経営方式を考えなければ、同じ轍を踏むことになります。
それはさておき、マクドナルドやユニクロの売上げが好調のようです。私たちは、このあたりを考えたほうがよさそうです。
私は、毎晩、あるファミレスの横を通りますが、100台ぐらいの駐車場は、午後10時前後でも、10台ぐらいしかとまっていません。
また、デパートが不振なのは、新聞やテレビで報道されていますし、前回、知りあいのお話をしました。
また、ガソリンスタンドも、しんどい状況です。今やリッター100円を切ろうかとしているのに、閉店に追い込まれるスタンドがあります。
ガソリンがだめなら、油外で儲けようとしても、肝心の車が少なくなったり、言われるままにタイヤを買いかえるということをしなくなったようです(走行距離が短くなったので、タイヤの溝が減らないということもあるでしょう)。
私がいるベッドタウンでも、一軒に2,3台の車を持っていますし、車検も必ずやってきます。
また、人は、毎日何かを食べなければなりませんし、そのために車に乗って外出します。
マラソン選手は、ライバルの選手の息使いなどから、いつダッシュするかを断するといいます。
私たち復活をめざす経営者は、ダッシュはできなくても、とにかく相手についていって、そのうちに・・・という気持ちだけは忘れないようにしましょう。