王様ゲーム

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復活ノート

「王様ゲーム」
「日本初」という謳い文句を掲げて、外国のレストランが日本に進出してきています。
外国人の観光客が増えたこともあるでしょうが、マクドナルドに陰りが見えたからだと言うのです。
マクドナルドは、ある意味B級グルメであるハンバーガーを世界のどこでも売るようになりました。
有名な建物の横にもあります(ピラミッドの横にもありました)。ヒルトンなどのホテルチェーンも、観光地の横どころかど真ん中にありますが、かなり政治的な力、つまり、金が動いているような気がします(琵琶湖にあるプリンスホテルは、本来ホテルが認められない場所なのに、西武の創業者の堤康次郎が滋賀県出身の政治家でもあったからかもしれません)。
とにかく、私が活動している阪神間のベッドタウンにも数か所のマクドがありますが、ショッピングモールにあるマクドはともかく、ドライブスルーのある店には最近車が少なくなりました(以前は、土曜日になると、チラシに割引券がついているそうで、道にもずらっと車が並んでいましたが、それがほとんどなくなりました。
凋落の原因は例の食材と異物混入でしょうが、そうなると、以前からネットで問題になっていた「マクドのハンバーガーはどういうわけか腐らない」という記事も思いだされるようです(最近、マクドの食材担当者がテレビに出て、「管理をちゃんとしているだけです。ちゃんと腐りますよ」と言いわけしているのは笑ってしまいました)。
つまり、今がチャンスとばかりに、「大きな空白」を求めて世界から日本をめざしているというわけです。
それを、従来のハンバーガーチェーンや、最初の火付け役となったコンビニが迎え撃つわけです。
特にコンビニは、100円コーヒーと喫茶店のような場所を用意しています。最近は、おしゃれなショットバーをもつコンビニもあるということですから、世界規模の戦国時代がはじまるわけです。
そうそう、スタバもあります。日曜日に大阪や神戸に行くと、どこのスタバも大賑わいです(私は、スタバは高いので、ベローチェかドトールしか入りません)。
それはともかく、マクドを日本に持ってきた藤田田(ふじたでん)のおかげで、日本人がハンバーガーを食べることに慣れてきたのですから、これを生かすビジネスはどうでしょう?
モスやロッテリア、ときどき行くフレッシュネスは、王様がいなくなっても、ここを先途と奮い立つ様子はありません(店には行っていないのですが、テレビCMなどは少ないので)。
おいしくて、安全で、健康によく、しかも、安いハンバーガーを作れば、マクドのお城を手に入れることができます。
まずコーヒーでも飲みながら(長生きをするためにも)、ハンバーガーの研究からはじめましょう。