民主主義

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復活ノート

「民主主義」
総選挙です。自民党が政権を取りそうですが、日本は大丈夫でしょうか。
安倍は、「建設国債をどんどん出して、日銀に買ってもらう。何しろ、日銀は輪転機をもっているのですから」と言っています。道路や建物を作れば、雇用が増えるそうです。
さらに赤字が増えますが言われると、「小泉政権時代にアドバイザーをしていた教授が(日本人)が、アメリカからファックス(!)をくれて、『野田総理のほうがまちがっている』と言っていました」と来ました。
自滅した民衆党には勝てるとしても、いわゆる「第三極」の政党が勢力を伸ばそうとしているときに、自民党は、なぜ自分の意見をもっていないものを出してきたのかわかりません(滑舌が悪いのは仕方がないとしても)。
そして、石原です。またぞろ、「シナが・・・」と言いだしました。「経済で少しぐらい痛手を蒙ったって、国土を守ることが大事なんだよ」です。
誰からも惜しまれなかった鳩山も、とにかく人の話に影響される性質(たち)だそうです(公の席で話をするときは、最後に会った人の考えをしゃべるそうで、そこが安倍とちがいますが)。
また、脱原発と言っている小沢一郎が信用されないのは、今まで、「わしのシマで商売をするなら、出すもんを出してもらおか」というようなことをしてきたからです(ただし、原発事故起きてから、地元の岩手に帰らなかったのは、放射能が怖かったからと奥さんに指摘されていましたので、ほんとに脱原発と思っているかも知れませんが)。
とにかく、今の政治家は、「まず自分ありき」と思えて仕方がないのです。
それで、亀井静香から「市長風情(ふぜい)に何ができる」と言われた橋下に期待が集まるのでしょうか。
ただ、「独裁じゃないと政治はできない」という考えがあるようですので(それに、文化人が反発して、新聞に意見広告を出しました)、国の政治に我慢ができるかなと思います(負け犬の遠吠えのような亀井静香の言葉が当たるような気がします)。
安倍、橋本はヒットラーにはなれないとしても、将来はわかりません。民主主義は生ぬるいという風潮が生まれつつあるからです。
将来、ネットで直接選挙が行われるようになったら、さらに危険が高まります。
民主主義は国民が守らなければなりません。そのためには、政治家を育てることを考えるべきです(妙なものが入りこむと、「空白のなんとか」にある恐れがあります。もはやそんな余裕はありません)。
私の考えはこうです。政治家を志すものは、まず「政治家の資質テスト」を受けなければなりません。知識だけでなく、性格など、ありとあらゆる面から見るのです(そのテストの出来がビジネスを決めます)。
もちろん、国民はそれぞれの主義主張がありますから、それぞれが、自分たちの志願者を、あなたが主催するテストを受けさせなければなりません。
もちろん、テストを受けなくともいいのですが、そんなことをすれば当選できなくなるということがすぐにわかるようになります。
民主主義を守り、そして、高めなければ人類は破滅するのです。さあ、志のある方はいませんか。