みんなで考えるビジネス

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復活ノート

「みんなで考えるビジネス」
またオリオンピックのエンブレムを募集しています。今回は特別な条件はなく、応募チームのリーダーが大人であれば、子供でもOKということです。
こんなことになって、「なんでパクリなんかするんだよ!応募の条件も絞ってやったのに」とお冠の関係者も多いはずです(「審査員で修正もしてやったのに」)。
パクリさえしなければ、例のデザイナーの未来も保証されていました(ひょっとして「世界的デザイナー」も夢ではなかったかもしれません)。
また、森元首相も、「さすがに『亀の甲より年の功』だ」と評価されて、後はロシアと交渉だけとなっていたのに、今回のことで老害のシンボルとなってしまいました。
パクリや盗作と言われる行為は高名な小説家、作詞家、芸術家でもすることがあります。
それを使えば自分の作品が自分が考えているようになるというということでしょう(素人の行為とはちがうでしょうが、犯罪であるのはまちがいありません)、
とにかく、有名、無名を問わず、誰でも、「何かいいアイデアはないか」と考えて生きています。
飲み屋に行けば、「阪神が優勝するためにはどうするべきか」、「隣国とうまくいくためには何をしたらいいな」、「あのホステスをなびかせるためにはどうもっていくか」という秘策が飛びかっています(ただ、酒の勢いで考えたもので、当事者を納得できるものではないのが難点ですが)。
酒屋とはちがって、毎日の生活では、ほとんど自分の生活について、「どうしようか」と考えます。
思いあぐねているとき、テレビで見たこと、人から聞いたことに、「そうか、その手があったか!」ということがあります。自分が考えていたことの答に巡りあったような気がするのです。
それをビジネスにできないものでしょうか。会員は、他の会員が考えたこと、思いついたことを見ることができます。
もちろん、自分も、自分のひらめきをアップします。そして、会員相互が、自分の考えを深め、よりよい生活、よりよい人生をめざすことができます。
また、どうしてもこういうテーマで考えてほしいという要望があれば、全員が考えることもします。
一人の人間では、たとえ自分のことであっても(いや、そうであるからこそ)、自分を客観的に見ることができないので、自分を打ちやぶりたいのに、それができないのです。
もちろん、学問的なことでも、英字的なことでも、それをみんなで考えることはすばらしいと思います。
人間の思惑でできている社会あるいは世界には不可能なことはないことを実感できるビジネスです。