今こそ(2)

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復活ノート

「今こそ」(2)
「一匹の妖怪がヨーロッパを徘徊している。共産主義という妖怪が」というのは、「共産党宣言の出だしの文章ですが、最近世界は北朝鮮という怪物に振りまわされているようです。
何回も言っていますが、「核兵器を一部の国だけが保有するのではなく、世界から核兵器をなくす」ということを最終目的にしないかぎり、「自分たちも自国を守るためには核を持つ権利がある」という主張を打ち砕くことはできないと思います(現実的に言えば、「核兵器がなくても戦争はできる」のですから)。
しかし、核兵器の小型化が進めば、「核兵器は貧乏人の兵器」になります。
今日(9月13日)のニュースでは、イギリスのホーキンス博士が、「人類は後100年で絶滅する」と予告したそうですが、その通りになるかどうかは人類に任されているのです。
しかし、最近の「はったり合戦」は飽きてきましたが、「今度は東京の上空にミサイルを飛ばしてやる」という「はったり」を目にして、朝起きると、とりあえずはニュースを確認しています(横浜に長女家族がいるので)。
ようやく訪れたさわやかな季節に水を差すような毎日ですが、復活をめざす私たちには進むべき道があります。進まないと道がなくなります。だから、毎日一歩でも2歩でも進むようにしましょう。
私が今一番面白いと考えているビジネスは、ロボットやIoTをどう生かすかというものです。
ロボットは、昔から工場での職工だけでなく、すし職人としても働いていますし、最近は介護や家事ヘルパーなどでも期待されています。
すべて企業の都合から生まれたものです。人材不足、経費削減、大量生産などの理由で、これからも新人がどんどん出てくるでしょう。
視点を変えて、私たちからの需要から考えてみたらどうだろうかということです。
買いものに行ってほしい。草取りをしてほしい。風呂に入れてほしいなど、切実な、あるいは横着な注文が山のように集まるでしょう。まるで便利屋の受付のようです。
一つ一つを作るとなると莫大な費用がかかるわけですが、昔の十徳ナイフのようにいろいろなことができるロボットはできないか。あるいは、集まったアイデアから新しい発想のロボットはできないか。
お互いが憎しみあって結局は絶滅するよりは、少し譲りあえば楽しい生活が待っているのにと思いますが、それでも絶滅の道を進むのであれば、それが人類の限界なのでしょう。それでも、私たちは復活の道を進みましょうね。