変化を読む

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復活ノート

「変化を読む」
不況になると企業は社員を守ってくれないことがわかり、あるいは扉のそのものを閉めてしまったので、どう社会で生きていこうかと悩む若者が増えてきました。
そして、食料自給率あるいは食の安全などの問題も大きくなっていくといわれているので、若者が農業に関心を向けるのは当然のことです。
そこには、単に食べていくためだけでなく、社会に貢献したいという思いがあるはずです。
もうすぐ投票日です。そういう若者に、大きな道筋を与える政党があるかどうかを見極めたいものです。
若者が夢をもてば、出生率や年金などの根元の部分を修復できます。「日本は全治3年です。それまで辛抱しましょう」じゃ遅すぎます。高速料金の負担分をすぐに若者の夢に使うべきです。
そういう思いで(選挙には出ませんが)、新しい農業について何回か提案したことがあります。
日曜日の朝(6時15分~50分)の農業番組(今は「産地発!たべもの一直線」)は欠かさず見ています。
よりおいしい米、大根、かぼちゃ、ねぎ、リンゴ、パパイアなどを作りために、各地の生産者は懸命な努力をしている様子が描かれています。
だから、若者に、田畑と援助金を与えれば終わりというものではありません。
しかも、温暖化のために、魚はどんどん北上していて、漁業も難しい局面を迎えていますが、農業も、二重の意味で「同じことをしていてはやっていけない」苦労があるようです。以前とは気候条件がちがっているので、同じやり方では同じ収穫が得られないし、また、人と同じことをしていては選んでもらえないということです。
今後は社会的な変化以上に気候の変化を念頭に入れておくべきです。
農業や漁業ではなく、他のビジネスを考えている人は、まずインフルエンザが蔓延して人はどう動くか、あるいはどう動かないか。そこから考えましょう。
私は、3年ほど前からそうしています。
インフルエンザなどの人間を襲う病原菌は、海底に住む王の指図だという小説を書いています。
大昔地球は二酸化炭素酸素におおいつくされていて、酸素はなかったのです(つまり、そのころの生物は酸素が毒だったのです)。
やがて、いろいろな変化が起きて酸素が増えてきましたが、それを避けて海底に逃げた生物がいるという発想です。それが、ニンゲンに対して・・・。
主人公は背びれのないイルカとシーラカンスの老人です。
インフルエンザにおののく社会で私の小説がベストセラーになればという夢を持っています。
誰か出版したり映画化したりする資金を出してくれる人を探しています。
成功はしないでしょうが、こんなアプローチもあるということで。
http://www.mamcorp.netをご覧ください。