
発明
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復活ノート
「発明」
復活をめざす経営者は、このデフレをバブルと考えようと提案してきましたが、世間は、当然のごとくそうではなく、特に高校や大学の新卒者は、辛い日々が続いているようです。
戦時中のように、「耐えろ、耐えろ」の大合唱があちこち聞こえてきます。
小説家も、本業の小説をほっといて、人生を解いてくれます(これがベストセラーになればいいですものね)。
この大合唱には二つのテーマがあるようです。
一つは「お金儲け以外の幸せを見つけよう」です。若い人には少し酷かもしれませんね。マンションを買うどころか、アパートの家賃さえ払えないのですから。
もう一つは、「夢は必ず叶う」です。これには、私も乗らざるをえません。
特に最近は、歌手のボブディラン(ジョンデンバーとすぐ混同します)の言葉と言われている「朝から晩まで一つのことを考えていたら、なんとかなるものさ」です。
初代若乃花の「人間、辛抱だ」の二つで毎日を過ごしています(冗談ですが)。
私にとって、今年は「雌伏生活」7年目ですが、一発逆転をするためには、発明することだと思うようになりました。
ご存知の人もいると思いますが、神戸・長田のうどん屋のおばちゃんが開発した歯周病を殺す歯磨き粉が飛ぶように売れています(99%以上殺菌できるとのことです。私も使っています)。
先日の新聞によると、震災後、元気のない父親か主人を励まそうと、「毛はえ薬」を作ろうとしたのがそもそもの発端らしいです。
うどん屋の傍ら、ありとあらゆる葉を使って、毛がはえる薬はできないかとがんばったそうです。
それがひょんなことから、「コウヤマキ」のエキスで歯周病菌を殺せる歯磨き粉を作ったとのことです(詳しくは「デンタアプローチ」関連のネットを見てください)。
また、最近、「具入りラー油」が売れているそうですね。ごはんだけでなく、パスタ、焼きそばにかける人が増えているからです。
ここにも、「辛抱して、朝から晩まで考える」努力が窺えます。
発明の元祖であるエジソンがいなかったらどうなっていたか?他の人が発明していたというのが答えらしいですが、私たちの復活には、ニュートンやアインシュタイン、ホーキングの頭はいらないようです。
私も、おばちゃんに刺激を受けて、数年前から考えていたものを完成しようと念力を入れていると、それがすっと浮んできました。
早速、弁理士事務所に連絡をしました。まずは特許電子図書館で、すでに出ていないか調べてくださいとのことですので(3月23日にまでメンテのため休館です)、それをクリアすれば・・・。
「だめもと」になっても、自称「復活コンサルタント」が、自ら復活しようとする姿をお伝えすれば、それで、また別の勝機があるかもしれません。