脱サラ指南ビジネス

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復活ノート

「脱サラ指南ビジネス」
消費税を上げるかわりに、給与も上げてほしいと国は企業にお願いしてしているようです。
しかし、飛ぶ鳥落とす勢いの企業がほとんど「ブラック企業」と見なされています(ネットで「ブラック企業偏差値」などを見るとすごいですね。昔から、就職希望のランキングに入っていた企業でも、「ブラックランキング」に入っています。
ただし、私たちの時代(1970年代)でも、仕事そのものはハードでしたが、手当も払ってくれたので、そんなに不満はなかったようです)。
会社を辞めたくなくて(派遣になるとどういうことになるかわかっているので)、極限まで働いて過労死まで追いこまれてしまうのです。
しかし、給与を上げるかわりに若い社員を使い捨てにしようという魂胆はなくならないような気がします(常にダントツ一位の「ワタミ」の社長は(国会議員でもありますが)、「相手の性格を把握していなかった」などと公言する始末です。つまり、こきつかっても、文句を言えない性格の社員がほしいとのことです。また、ユニクロの求職者の42%が精神疾患と言われています)。
むかし、「社畜」という言葉がありました。「家畜」という言葉を土台にして作られた言葉ですが、現代はまさに若い人間を社畜にする時代だと言えるかもしれません(「会社人間」や「企業戦士」という言葉もありますが、それらの言葉には自分の意思が感じられますが、「社畜」は善悪の判断もできないような雰囲気が。それでか会社の命令で犯罪を起こすこともたびたびあります)。
「会社などくそくらえ!」と辞表を叩きつけたいが、妻子があればそれもできない。鬱病にもなるはずです。
国は、景気が戻っていると宣伝していますが、そうは思えません。だから、人件費をけちるわ、余分に働かかすわでしかやっていけない企業があるのです。電気メーカーも、大量解雇をしてようやく一息ついたようです)。
相手(会社)が人の弱みにつけこむのであれば、こっちも考えましょう。「脱サラ」(脱社畜)です(もちろん、自信がない人は相性が合う会社をさがすべきですが)。
景気が悪いときほど、今までなかったビジネスが生まれるものです。「必要は発明の母」です。
失敗しないためのアドバイスをする企業家、引退したエンジェル投資家など、若い人を憂えて、応援したい人はいくらでもいます。
それを取りまとめるビジネです。企業は、社会の土台となる経済の構成分子ではありますが、野放図にさせていてはいけないのです。
若い人の活力を生かして、社会に夢を与えるのです。未曾有の老齢化を救うのは、「脱サラ」をしようとする人間だという気持ちをもってやりませんか。